2010年1月16日土曜日

Intel SSD X25-VをWindowsのテンポラリに使う

Windows 7の4GB環境ではRAMDISKに使える容量が1GB未満となり、容量が半端で使い道がないということを書いたが、インテルから40GBのSSD X25-Vが秋葉原のドスパラで11,900円というお手頃価格で入手できたので丁度いいと、丸々Windowsのテンポラリにしてみたというお話。

一般的には、SSDの寿命を考えてページングファイルファイルを作らないとか、キャッシュ/テンポラリにしない。などの方法が語られている中、RAMDISKのようにメモリdiskの速度を生かして完全にキャッシュ/テンポラリ領域として使ってしまおうという、ちょっと贅沢?な使い方。
本来、RAMDISKは速度を生かしてそのように使うわけで、SSDもなるべく書き込みをしない、なんてみみっちい使い方ではなく、盛大に使おうではないか。

まずは、X25-Vのスペックを見てみよう。
X25-M(80GB)の廉価版として容量と速度が抑えられ、その分価格が安くなったものだ。
34nm MLCを採用した40GBのSSDで、容量がX25-Mの半分となっている。

実測値は上記のような感じだった。
※この数値は既にページングファイルを作ってから計ってしまったのだが、面倒だったのでやり直していない。

さて、今回は以下の項目をX25-Vに置いてみた。
  • ページングファイル
  • Windowsのテンポラリ
  • IE8のキャッシュ
  • Firefoxのキャッシュ
・ページングファイルの置き換え

デフォルトではCドライブに設定されているページングファイルをX25-Vの接続先Gドライブに変更した。

・Windowsのテンポラリを置き換える

ユーザー環境変数の「TEMP」「TMP」領域をX25-Vのドライブに設定。
・TEMP
%USERPROFILE%\AppData\Local\Temp --> G:\TEMP
・TMP
%USERPROFILE%\AppData\Local\Temp --> G:\TEMP
・IEのキャッシュフォルダ変更
  1. メニューの[ツール]-->[インターネット オプション]
  2. 「全般」タブの「閲覧の履歴」項にある[設定]ボタン押下
  3. [フォルダーの移動]ボタンから変更
・Firefoxのキャッシュフォルダ変更

  1. URLを入力するアドレスバーから「about:config」と入力しエンター
  2. 適当なところで右クリック-->[新規作成]-->[文字列]
  3. 「browser.cache.disk.parent_directory」と入力し項目作成
  4. 値に指定したいディレクトリへのパスを入力
  5. Firefoxを再起動

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