一般的には、SSDの寿命を考えてページングファイルファイルを作らないとか、キャッシュ/テンポラリにしない。などの方法が語られている中、RAMDISKのようにメモリdiskの速度を生かして完全にキャッシュ/テンポラリ領域として使ってしまおうという、ちょっと贅沢?な使い方。
本来、RAMDISKは速度を生かしてそのように使うわけで、SSDもなるべく書き込みをしない、なんてみみっちい使い方ではなく、盛大に使おうではないか。
まずは、X25-Vのスペックを見てみよう。
X25-M(80GB)の廉価版として容量と速度が抑えられ、その分価格が安くなったものだ。
34nm MLCを採用した40GBのSSDで、容量がX25-Mの半分となっている。
実測値は上記のような感じだった。
※この数値は既にページングファイルを作ってから計ってしまったのだが、面倒だったのでやり直していない。
さて、今回は以下の項目をX25-Vに置いてみた。
- ページングファイル
- Windowsのテンポラリ
- IE8のキャッシュ
- Firefoxのキャッシュ
デフォルトではCドライブに設定されているページングファイルをX25-Vの接続先Gドライブに変更した。
・Windowsのテンポラリを置き換える
ユーザー環境変数の「TEMP」「TMP」領域をX25-Vのドライブに設定。
・TEMP・IEのキャッシュフォルダ変更
%USERPROFILE%\AppData\Local\Temp --> G:\TEMP
・TMP
%USERPROFILE%\AppData\Local\Temp --> G:\TEMP
- メニューの[ツール]-->[インターネット オプション]
- 「全般」タブの「閲覧の履歴」項にある[設定]ボタン押下
- [フォルダーの移動]ボタンから変更
- URLを入力するアドレスバーから「about:config」と入力しエンター
- 適当なところで右クリック-->[新規作成]-->[文字列]
- 「browser.cache.disk.parent_directory」と入力し項目作成
- 値に指定したいディレクトリへのパスを入力
- Firefoxを再起動
0 件のコメント:
コメントを投稿